1. トップページ
  2. >
  3. プロジェクト
  4. > ブータン王国 Climte Smart Village 構想

ブータン王国 Climte Smart Village 構想

概要

ほんの僅かな人口が世界の富の大半を産出する一方、多くの富を独占する国々では近年、経済的にも政策的にも閉塞感に満ち、将来に対する不安を感じる者も現れ始めています。
一方、経済至上主義とは一線を画した国家運営を行ってきた南アジアの小国ブータン王国は、GNHの向上を目指した政策を実行し、経済指標上は発展途上国と分類されながらも、「幸せの国」として国民の生活満足度の高い国です。
このブータン王国の持続可能性が、いま2つの波によって危機に直面しています。1つは、教育と情報の発達により都会に生活の基盤を求める若者が増加し、農山村から都市への人口流出が加速することで、これまで国民の9割が従事してきた自給自足をベースにした農業が、後継者の流出により農山村で維持できなくなってきているのです。2つ目の波は地球温暖化です。自給自足をベースにした農業社会によって海外から食糧調達せずとも自国で食糧基盤を確保できていましたが、これから温暖化による緩やかな気候の変動や規模の大きな異常気象などにより食糧生産性の変化が予想されるため、それに伴って社会の安定感が揺らぐことが危惧されます。
そこで本センターでは、2012年ブータン王国のCoRRB(Council for Renewable Natural Resources Research of Bhutan, Ministry of Agriculture and Forest)とのMOUにより地球温暖化にともなう問題複合体の解決をデジタルアースを使って解決すべくThe SMART (Sustainably Managed Agro-ecosystem and Rural Terrain) Village Collaborative Research Projectを立ち上げ、ブータンの持続社会の研究やサポートを行なっています。

ブータン画像